雷神レポートを使ってみた
見積管理
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見積書アプリから月報出力してみよう
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kintoneで顧客情報や製品情報を登録・管理すると、見積書も作成できますね。
PDFで出したり用紙に印刷したり、日々の業務でよくある光景だと思います。 ▷見本はヒサゴ社「GB884見積書」。使用用紙の商品紹介ページへ
見積の情報が溜まってくると、
- 1か月でどれくらいの見積書を作成したのか?
- 1か月の合計金額はいくらなのか?
- 1日ごとの見積もり合計が見たい
- 取引先ごとに金額や件数をまとめて見たい
といった要望がむくむくと湧いてくるかと思います。
しかし、kintoneの標準そのままだとレコード間をまたがった集計はできません。
せっかく溜まった見積もり情報、まとめて見てみたいですよね。そこで、フォームレス帳票サービス「雷神レポート」の出番です。
まずは、kintoneの一覧標準そのままで出してみましょう。 -
元になる一覧画面
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出力した雷神レポート
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見やすくはなりましたが、kintoneの一覧表示とあまり情報量は変わりませんね。
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集計機能を使えば簡単に月報ができちゃいます
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ここで、雷神レポートの集計機能を使います。
コマンドを使えば、なんと一覧表上で集計ができちゃうんです!1か月分の見積もり合計金額を出してみましょう。
標準の一覧画面では、レコードをまたがった集計はできないので、できたら嬉しいですね。
雷神レポートに少し設定を追加します。
左側が、kintoneで設定している一覧の名前です。
右側に、雷神レポート用の設定をします。
今回は、「合計金額」の列を集計したいので、「(#Sum=合計金額)」という文字列を追加します。設定を保存してアプリの更新をして、さっきと同じように雷神レポートのボタンを押します。 はい!これで、合計金額の集計を出すことができました。
そうすると、1日ごとの合計はどうなるんだろう?といった疑問も出てきますね。
雷神レポートなら、そういったグループを使った集計もできます。
ついでなので、行番号も表示してみましょう。
先ほどの設定コマンドを少し変更します。
集計表(#Grp=見積発行日;Sum=合計金額;Numbering)
このように、日ごとの集計ができると、いろいろと活用の幅が広がりますね。
集計の単位は任意に変えることができるので、顧客ごと、担当者ごと、出荷完了ごと…など 工夫次第でいろいろな集計表が完成します。
それぞれ個別でフォーマットを用意する必要はありません。いつでも、好きなタイミング、好きな一覧表示で出力できる雷神レポート。
使用制限なしの試用版もありますので、ぜひ一度お試しください。
※試用版のみ、上記画像内のロゴ表示があります。