Webシステムから1クリックで印刷

オフコンやクラサバの仕組みでは、帳票は印刷ボタンをクリックすればすぐに印刷できました。
しかし、Webシステムでは、PDFファイルを出力するものが増えてきており、1クリックですぐに印刷ということは難しくなっています。
しかも、出荷業務のWebシステムを構築されるケースも増えてきております。
このページでは、どんな業務で1クリック印刷が求められているのか、出荷業務のWeb化が難しい点、風神レポートのWeb帳票のメリットをご紹介します。

どんな業務で1クリック印刷が求められているのか

風神レポートは、「出荷業務」で利用されることがとても多いです。
 ・製造業 ・倉庫業 ・運輸サービス業 ・卸売業
といった業種のお客様にご利用いただいております。

出荷業務では
・ドットプリンターやラベルプリンターのような特殊なプリンターでの出力が多い
・帳票を出力する人は通常の業務でPCを利用することが少なく、業務担当者の作業を最小限にしたい
要望が多いため
必然的に、プリンターの切り替えや用紙の切り替えといった作業を行わずに、目的のプリンターで印刷することが帳票ツールに求められます。

出荷業務のWeb化が難しい点

一方で、Webシステムでよく使われているのがPDFファイル。
PDFの帳票では、出荷業務で出力が多い「専用伝票」や「配送伝票」が苦手です。

「専用伝票」「配送伝票」などのドットプリンターを使った印刷は、印字がキレイに収まっていることが大切。 しかし、印刷の開始位置はPCやプリンターにって違いがあり、一律ではありません。Webシステムで一般的に使用されるPDFでは、印刷の開始位置の調整が難しいのが課題です。

印刷開始位置のずれ

また、PDFではプリンターの切り替えは手動で行う必要があり、オンプレのシステムのように1クリックで目的のプリンターに印刷することはできません。 出荷業務では業務効率の低下につながります。

今まで、クライアントの端末からWebシステムの帳票を出力するためにActiveXが使われていました。
ActiveXは、クラサバのような感覚で帳票の印刷ができるメリットがあり、多くの帳票ツールで利用されていました。
しかし、2029年にサポートが終了になります。
風神レポートのWeb帳票では、ActiveXに代わる方法をご提案しています。

帳票ツールの多くは、PDFへの出力をメインにしているものが多いため、ドットプリンターへの印刷に適した帳票ツールを探して風神レポートにたどり着いたお客さまも多くいらっしゃいます。

風神レポートのWeb帳票のメリット

直接印刷もプレビュー表示も 1本でどちらにも対応

印刷の書式が決まっている帳票は、クリックしたら直接印刷したいですよね。
一方で、用紙の切替が必要な帳票だったり、印刷前に確認をしたい場合には、プレビューが必要なケースもあります。

風神レポートのWeb開発(クライアントPCから印刷)では、直接印刷・プレビュー表示どちらのケースにも対応できます。
帳票ツールによっては、サーバ側で印刷処理を行うシステムではプレビュー機能が別オプションになり追加費用が発生する場合もありますが、風神レポートのWeb開発ではその心配はありません。

プレビューも直接印刷もOK

プリンターの切替はクライアント端末で

Web開発(クライアントPCから印刷)では、出力プリンターの切替はクライアントソフト「風神ドキュメントビュアー」で設定を行います。
同じ帳票でも端末によってプリンターを切り替えたい、そんな場合でもWebシステム側で作り込みをする必要がありません。

クライアント側のソフトでプリンタを切り替え

このように、Webシステムの中では、PDFの帳票では対応が難しいものもあります。
そんな時は、風神レポートのWeb帳票をご検討ください。

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